女性の社会進出や雇用機会の増加により、女性が管理職につくことも決して珍しい時代ではなくなりました。

 

中でも、注目を浴びているのが50代女性による管理職。50代を越えて思いもよらず管理職に抜擢される方が少なくないというのです。

 

そこで、本記事では、50代女性の管理職が増えている理由、50代女性が管理職につくメリット、管理職として重宝される人材とそうでない人材の違いについてお話します。

 

女性の社会進出が進むのと同時に、女性の昇進や管理職へ抜擢される機会も増えています。

 

これは主に、国を挙げて女性登用を推進していることが関係していると思われます。

 

会社側から管理職へ昇進の話を持ちかけられたり、管理職に立候補できるチャンスを与えられたりすることで、管理職へとつく50代女性が増えてきているのです。

 

50代女性が管理職につくとなると、今までの立場とは異なり、責任が大きくなってしまうことに不安を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、50代女性の管理職には、次のようなメリットがあります。

 

1.給料が増える
当然ですが、管理職は責任ある立場のため、それ相応の給料が支払われることになります。人生100年時代と言われており、老後の貯蓄を少しでも多く蓄えておきたいという方は、余裕をもって老後を迎えられるようになるかもしれません。

 

2.新たな挑戦の足がかりとなる
50代で管理職を経験することにより、今までとは一次元上の知識や経験を手に入れることができます。

 

50代といえば、まだまだ人生の折り返し地点とも言えますので、今後もし自分が新たな挑戦をしたい時に生きるものがきっとあるはずです。

 

3.充実した日々を送れる
50代女性の中には、長年務めた会社の中で慣れた業務をこなし、モチベーション維持に苦しんでいる方も多い事でしょう。

 

管理職につくことで責任ある立場となり、新たな気持ちで仕事に取り組めるようになります。

 

管理職であれば、良いも悪いも自分の責任。もちろん良い成績を残せば評価してもらえます。やりがいのある仕事に取り組み、充実した日々をおくれるかもしれません。

 

50代女性管理職は、周囲からの評判の良し悪しが二極化すると言われています。

 

管理職は文字通り仕事や部下を管理する仕事です。

 

周囲の評判が仕事の良し悪しを左右する側面もあるため、自分の言動に注意するようにしましょう。

 

1.好かれる50代女性管理職
周囲に好かれる50代女性管理職については、次のようなタイプが挙げられます。

 

・部下の気持ちに共感できる
・周囲に配慮がある
・謙虚さがある
・明るく話しかけやすい
・適切なタイミングで適切な指導ができる

 

好かれる50代管理職は、部下としっかりとコミュニケーションがとれており、周囲にしっかりと配慮ができる方が多いようです。

 

質問や指示を仰ぎたい時に、はなしかけやすい雰囲気を持っていることも大切です。

 

2.嫌われる50代女性管理職
対して、嫌われる50代女性管理職には次のようなタイプが挙げられます。

 

・威張った態度をとる
・感情的、気分屋
・話しかけづらいオーラを出している
・プライドが高い

 

プライドが高く威張ったような態度をとる方が嫌われてしまうのはもちろんのこと、気分で周囲への態度をコロッと変えてしまう気分屋やピリピリとしたオーラを出して話しかけづらい空気をつくっている人も、周囲から距離を置かれた存在となってしまいます。

 

どれだけ仕事ができても、周囲と適切なコミュニケーションがとれなければ、長い目で見た時に業績に繋がらなかったり、思わぬミスを招いたりといったことが増えてくるはずです。

 

近年では女性が管理職につくことは珍しいことではなくなりました。

 

女性は男性に比べるとスローペースでの出世が未だ一般的ですので、50代女性であっても管理職への昇進は十分にチャンスがあります。

 

50代はまだ人生の折り返し地点とも言える時期ですので、何かに挑戦してみたい方、仕事生活をもっと充実させたいという方は、女性管理職を目指してみてはいかがでしょうか。