求人が少ない中年女性の新しい生き方

求人が少ない中年女性の新しい生き方

 

就職難の昨今、中年女性の求人となると殆どないと言っても過言ではありません。そんな中年女性の間で、最近は「プチ起業」する人が増えています。

 

「プチ起業」はその名の通り、小さな事業を立ち上げることです。求人がなかなか見つからないのであれば、今までのスキルを活かして自分で事業を始めてしまおうというのです。

 

若い頃からバリバリ働いていたのであれば、中年になったころにはかなりのスキルが身についているはずです。また、それなりの人脈もあるはずなので、それを活かして自分らしい有意義な働き方をしようということです。

 

こういった「プチ起業」をする女性は、ただたんに収入を得るためだけでなく、社会貢献や自己現実、地域との共存など、自分が始めた仕事に意義を求めることも多いようです。女性は中年になると、自由になる時間がどんどん増え始めます。

 

そんな時に、再就職をしたくても、なかなか思うような求人が見つからないと、孤立して不安や孤独を感じて心身共に具合が悪くなることもあるので、プチ起業で自分らしい生き方を見つけるのは、新しい女性の生き方と言えるでしょう。

中年女性の少ない求人にパスするには

中年女性の求人は、なかなかありません。事務の仕事のほとんどは年齢制限が30代〜40代前半くらいで、あるとしたらホテルのベッドメイキングやビルの清掃など、若い女性がやりたがらない仕事になります。

 

清掃系の仕事は肉体労働なのに、時給は安いようです。ただ、事務系の仕事でも全く採用枠がないというわけではありません。いい人がいれば年齢は関係なく採用したいと思っている企業も少なくないので、書類選考をパスしたら自信を持って面接に挑みましょう。

 

企業側から面接をするという連絡が来たからには、スキル的には問題がないということなので、あとは自分の人柄を見てもらうだけです。これは中年女性だけでなく、どの年代の人にも言えることですが、まず見た目の印象が大切です。

 

求人の仕事内容がスーツを着る仕事でなくても、面接のときはスーツで行きましょう。

 

中年女性の場合、スーツを着る機会が少なくなり、持っていないという人も多いと思いますが、カジュアルな服装や、かなり昔のデザインのスーツで行くと、長い間仕事をしていないという印象を、求人担当者に与えてしまうので要注意です。