50代の今のうちに高齢者施設を知っておこう

50代のうちに高齢者施設を知っておこう

 

高齢化社会になり、高齢者の人口はどんどん増えている状況です。最近では核家族化が進んでおり、子供と同居している家庭は少なくなってきています。そのため、老後のことを子供にまかせることができないという人は多いのではないでしょうか。

 

その様な人は50代くらいから老後のことを考えて準備しておくことが大事です。まずは高齢者施設について知ることからははじめてみるのはどうでしょうか。高齢者施設には介護保険制度が利用できるものと、介護保険制度が利用できないものがあります。

 

利用できるのは老人保健施設や老人福祉施設などであり、費用やサービス内容などは介護保険制度で定められているため、全国で一定レベル以上のサービスを受ける事ができるという特徴があります。

 

入所する為には要介護認定を受ける事が必要であり、要介護度によって負担する金額も変わってきます。自己負担は1割か2割であり、所得によって自己負担額は変わります。

 

介護保険制度が利用できない施設には有料老人ホームがあります。民間が運営する施設の為、費用は基本的に全額自己負担になります。

 

しかし、例外があって施設が特定施設の認定を受けている場合には介護サービスに限り、介護保険制度を利用することが可能です。民間施設ということもあり、設備や費用に大きな差があるのが特徴です。高額なイメージがある人も多いかもしれませんが、最近では介護保険施設と同じ程度の費用で利用できる有料老人ホームが増えてきています。

50代のうちに高齢者施設を調べておこう

超高齢化社会と言われる日本で、今や高齢者施設はなくてはならないものです。そこで、50代から高齢者施設を調べるためのポイントをまとめました。まず第一に、高齢者施設の特徴を理解する必要があります。

 

入所型施設には、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、有料老人ホームなど様々な施設があります。

 

それぞれでサービスの内容や入所条件、費用が異なりますので、事前に特徴を調べておく必要があります。また、一言で「特養」と言っても、それぞれの施設には特色があります。

 

行事やレクリエーションが盛んな施設やBGMが流れて落ち着いた施設、ユニット型の最新式施設、田舎の地域密着の施設など、そうした特色も様々です。

 

老後の自分を具体的に想像し、自分に合った施設を考え、一度自分の目で確かめてみることをオススメします。その際に、施設の特色だけでなく、職員の対応なども確認しておくとよいです。