歳をとると自分に出来ることが限られる、若い頃のようにはいかない、もっとこうしていればよかった、ああしていればよかった…など、歳をとることに対してネガティブなイメージを持たれている方も少なくないようです。
しかし、女性は50代後半を過ぎた頃から、人生がもっと楽しくなるんですよ!
今回は、人生がもっと楽しくなる50代後半の生き方(女性編)をお話ししましょう。
1.50代後半から女性は心と時間にゆとりが生まれる
家事に育児に忙しい毎日を過ごしていた女性は、50代後半あたりになると、子どもがある程度成長し、日々の生活にもやっとゆとりが出てくる頃です。
今まではやりたくても出来なかったことに挑戦できる時間が出てきますし、同じ世代の友達もちょうど同じような環境でしょうから、一緒に遊びにいったり、習い事に通ったりといったこともできるようになります。
また、若い頃は要領を得なかった家事も50代になると適度な力の抜き入れができるようになっているので、家庭と趣味の両立も難しくないはず。
2..50代後半を上手に生きることで、もっと人生が楽しく
世の中には50代後半の生き方を見直すことで、今まで以上に充実した毎日を送っている女性がたくさんいます。
むしろ、男性よりも女性の方が時間ややるべきことを上手く調整しながら、楽しく過ごせている方が多いのではないでしょう。
1.主婦だから何も無い、は大きな間違い!
今さら自由になっても出来ることなんか何もない、今から何かを極めることなんて出来ない…そう思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、実際はそうではないのです。
実際に50代後半からでも、何かを始めてある程度の結果を残すことはできます。
というのも、何をするにしても、考え方の土台や人生の中で培ってきた経験がとても大切になるからです。例えるなら、50代後半以上の方は人生経験が豊富なため、栄養たっぷりの土壌が整っている状態なのです。
若い土壌に種を撒くよりも、栄養がたっぷりの土壌に種を撒くほうが食物の成長は早いですし、立派な作物が育ちますよね。
2.ある50代後半の女性のお話
たとえば、ある50代後半の女性は子どもの成長を期に、今までずっとあこがれていたアパレルでのパートをはじめました。
アパレルで働いた経験はもちろんのこと、まともに働くということも今まで経験したことがなかったので始めは不安でした。
しかし、その女性は外に出て社会活動ができている、若い頃からしてみたかったアパレルのお仕事ができているという嬉しさで、知識はなくても、自分ができることを自主的に考えて積極的に接客や雑務に取り組みました。
すると驚くことに、その女性は未経験にもかかわらず、1年もたたないうちに売り上げトップになっていたのです!
これは、その女性が今までの人生で経験してきた、人とのコミュニケーションの取り方、主婦業と子育てで培われた今自分が出来る最善は何だろう?と考えて動くこと、が良い作用をもたらしてくれたのだと思います。
主婦だから何もない、何もしてきていないのではなく、主婦だからこそ得られるスキルや蓄積されている経験がたくさんあり、それは50代後半からの人生の栄養分になっているのですね。
主婦の経験、子育ての経験、女性が1人で生きていく経験は想像している以上に頭、体力、精神力を使うものです。自分で気付かないうちに人間の総合力がとても鍛えられているのです。
つまり、人生の困難を何度も乗り越えてきた50代後半の女性は、何かに取り組む際の要領の得方、時間の使い方、人との関わり方、トラブル対処の方法などの総合力が非常に高いため、何か新しいことをはじめてもしっかりと結果を残せますし、楽しめる人が多いのですね。
50代後半の生き方のコツは「何事も挑戦してみること」「自分に自信を持つこと」「楽しむこと」です。
ぜひ、このような考え方で日々を過ごしてみてください。きっと今以上に楽しい人生が待っていますよ!