50代女性の年金生活設計を考える

50代女性は年金で生活できるのか!?

 

50代女性の年金生活設計を考える時に、大きく2つに分けられます。結婚後もずっと働いてきて厚生年金に加入してた方と結婚後は専業主婦やパートで厚生年金には加入していなかった方に分かれます。

 

厚生年金に加入していた場合、国民年金しか受け取れない方よりも余裕のある生活設計を考えることができます。また年金生活になった場合、どういう生活スタイルをとるかによっても大きく生活設計が違ってきます。

 

持家がある場合や子どもとの同居ができる場合は家賃が掛からない分、ゆとりある生活ができると思います。残りの人生を充実したものにするためには、年金での生活設計を今から計画を立てて置く必要があります。

 

ご主人が亡くなった後も充分に生活できるだけの計画を立てておく必要があります。50代女性ならば子どもの教育費も目途がたつ頃なので、次は自分の年金生活設計を立てる段階に来ていると思います。50代女性ともなれば、年金生活も目前なので現実問題としてしっかりと考える必要があります。

50代から年金を増やす方法を考えてみよう

50代女性は年金で生活できるのか!?

 

50代になって、いよいよ年金の額がいくらになるかが気になり、社会保険事務所へ出向いて試算してもらうと、あまりの期待外れにがっかりする人が多いようです。今は残念ながら、仕事を辞めた後悠悠自適の生活ができるほどたくさんのお金がもらえる状況ではなくなっています。

 

そこで50代になって少しでもいただくお金を増やす方法ですが、それは受け取る時期を繰り下げるのが最も現実的です。分かりやすい例で言えば、65歳で受け取る年金を70歳で受け取り開始にすれば、予定金額が1.42倍となります。

 

実は受け取る時期は1カ月単位で決めることができ、1カ月遅らせれば金額は0.7%増えることになっています。ただ、65歳から70歳の間は、年金は一銭も受給できないことになるので、このことに対する備えはする必要があります。

 

また、万が一70歳前に亡くなった場合は、受給額0のままとなる覚悟も必要です。逆に、お金の運用に知恵のある方は、65歳から受給し、それを上手に運用するという手もなきにしもあらずです。

 

どちらを選ぶかは、自由ですが、どちらにもしてもリスクはあるので、そこは自己責任の世界です。国の制度とは別に、自分なりの努力でプラスの金額を得たいという人は、個人年金の保険に加入する方法がいいでしょう。

 

一定の保険金額を支払い、将来に備えるものですが、利率が結構いいので、自分の財産形成という意味でもお奨めです。また、支払った保険料は、生命保険とは別の保険料控除の対象となるので、この点もお得なのです。