夫の更年期の原因は何?

夫の更年期に悩む50代の女性

 

50代女性というのは、家族の問題を含め、何かと問題に直面する機会が多いです。そういった問題の1つとして挙げられるのが「夫の更年期障害」の問題です。

 

更年期障害というと、女性のものだと思われがちなのですが、実は男性にも起こりうることで、大体30〜50代で発症します。そのため、50代女性は夫の更年期障害と付き合うことになるかもしれないのです。

 

男性の更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が減少することによって起こります。男性ホルモンが減少する原因としては、加齢・ストレス・運動不足などが挙げられます。そのため、次のような性格の男性がなりやすいとされています。

 

◆几帳面な人
◆責任感が強い人
◆男らしい人
◆運動不足の人
◆業務内容が堅い職種の人
◆仕事を2代目に継いだ人

 

もし旦那さんが、上記に挙げた性格に該当する場合、更年期障害を発症する要因を持っていることになります。ですから、夫の更年期障害を予防するために、そして発症した場合はいくらでも軽いものにするために、夫婦2人で協力して更年期障害に立ち向かいましょう。

夫の更年期のサイン(症状)を見逃さないで

50代というと、子供も大きくなって手がかからなくなり、ホッとできる時間も増えてきます。ところが、既婚の50代女性だからこその問題も降りかかってくる可能性があります。それは、「夫の更年期障害(正式名称:性腺機能低下症)」の問題です。

 

更年期障害というと、女性特有のものだと思っている方も多いのですが、実は男性も女性と同じように、ホルモンの分泌量が低下することによって発症する恐れがあるのです。そのため、50代女性は自分自身の更年期障害と共に、夫の更年期障害とも戦わなければならない場合もあります。

 

男性の更年期障害の症状は、身体的症状と精神的症状の2つに分けることができますが、非常に多岐に渡ります。

 

◆身体が火照る
◆発汗過多
◆息切れ
◆めまい
◆冷え性
◆吐き気
◆頭痛
◆睡眠障害
◆性欲減退
◆食欲不振
◆倦怠感
◆無気力
◆神経質になる
◆気分が沈む
◆イライラする
◆肩こり
◆前立腺疾患 など…

 

もし、夫に「更年期障害かもしれない」と感じた場合は、そのサインを見逃すことなく、医療機関の受診を勧めましょう。「男性ホルモン濃度検査」という検査を受ければ、夫の更年期障害の疑いが本当なのか、それとも違ったのかがはっきりします。