50代の女性には、若い頃のようなたのしみが無い…いえいえ、決してそんなことはありません。
若者には若者のたのしみがあるように、人生を長く経験した者だからこそ味わえる“年長者のたのしみ”というものがあります。50代女性は、若い頃よりも自由で深みのあるたのしみを味わうことができるんですよ。
そこで、本記事では、50代女性の人生のたのしみ方についてお話します。
歳をとるとたのしいことなんて無い…、そんなことを思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、人生は後半に差し掛かるほどたのしくおもしろくなっていくんです。
1.時間がある今だからこそできることがある
駆け抜けるように過ぎていった30代〜40代を越え、50代は仕事も子育てもひと段落する方が多い時期。家事などを何十年とこなしていると、日々の時間にも少しばかり余裕を持てるようにもなるのではないでしょうか。
50代女性は時間にゆとりを持てる機会が増えるため、人生のたのしさにも気付くことができる心の余裕を持てるようになります。また、新しいことに挑戦するための時間や体力も確保しやすくなります。
2.歳を重ねたからこそ味わえるたのしみがある
50代女性は、歳を重ねることで人生経験や豊富な知識を手にし、人間的な成長を重ねています。すると、若い人と同じことをしていても、たのしいと思える幅が広がっていくものです。
歳を重ねたからこそ味わえるたのしみがあるのですね。
逆を言えば、それは人生経験の少ない若い人には味わえない世界観でもあります。
50代は第二の人生のスタートと比喩されることもあります。若い頃とは全く異なる人生のたのしみが広がっているということに気付くことができれば、より充実した人生をおくることができるかもしれません。
では、50代女性には具体的にどのような人生のたのしみ方があるのでしょうか。
1.やりたくてもできなかったことをする
若いころにやりたくてもできなかったことに挑戦してみましょう。時間と心にゆとりがある50代だ
だからこそ取り組めることもたくさんあるかと思います。
2.新しいことを始める
新しいことに挑戦することもいいでしょう。勉強や習い事、スポーツなどなんでもかまいません。
中には、50代頃に未経験から茶道を始められた方が、60代になって茶道の先生になられたというお話もあります。人生100年時代と言われますから、50代で始めても70代なら20年、玄人レベルになることだって出来るのです。
3.小さなことも立派な「たのしみ」
特にやりたいことが見つからない、大した挑戦はできそうにもない…という方は、まずは小さな「たのしみ」を見つけることから初めてみてはどうでしょうか。例えば…
・近所を散歩してみる
・好きなドラマを見る
・映画や音楽鑑賞
など、身近なものでかまいません。
たとえば、散歩中に思わず目に入った食器屋さんでかわいらしいお皿に一目惚れし、そこから陶芸にハマってしまった、フランス映画の世界観に魅入られ旅行が趣味になってしまった、というお話もあります。
全く関係ないと思われる分野から人生のたのしみを見つけたという方も数多くいらっしゃるのです。まずは、何かを始めてみる、動いてみるということが大切です。
若い頃のたのしみは一見煌びやかなように見えますが、50代の人生のたのしみは、人生経験を長く積んでいるからこそ、より深く高次な場所でよろこびに浸れるという特権があります。
今までしたくてもできなかったこと、興味のあることにどんどん挑戦しましょう!
なにか特別な目的が無いという方は、身近に取り組めることから何か初めてみましょう。思わぬタイミングで人生の「たのしみ」との出会いがあるかもしれません。