50代女性に標準的な血圧は

50代女性に標準的な血圧を知ってますか!

 

50代の女性の正常な血圧値は、上が133〜138mmHgで、下のが、81〜88mmHgです。一般的には50代ごろから上の血圧値が上昇する傾向にあります。実際のところ、50代女性の血圧を測定した結果では、半数以上の人が正常値を満たしていないことが分かっています。

 

正常値から大きく外れると、様々な病気の原因となりうるので注意しましょう。血圧を下げるには、適度な運動と食生活の改善が大切です。運動に関しては、ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。一方、食事に関しては、塩分の摂取量を一日6gにするとよいでしょう。

 

日本人は一日12gもの塩分を摂取しているといわれているので、減塩しょうゆや塩分を含む量が少ない塩をなどを利用して減塩につとめましょう。また、玉ねぎやセロリ、トマトといった野菜やバナナやプルーンなどの果物でも、血圧を下げることができますので、普段の食事に取り入れてみるのもおすすめです。

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50代女性に標準的な血圧を知ってますか!

 

女性の血圧の値は更年期を過ぎた頃から高くなる傾向があります。これは更年期を迎えて女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少することと関係があると言われており、35歳くらいまでは値が低いか正常値だった人でも、更年期以降は高くなりやすいので注意が必要です。

 

日本の50代女性の標準的な血圧の値は133/81mmHg未満とされており、40代の標準的な値よりも高くなっている特徴があります。

 

なお、家庭で測定した値が135/85mmHg以上になると高血圧症と診断されるため、平均的な50代女性はもう少し状態が悪化すると治療が必要なレベルになるという、危険な領域にあると言えます。

 

高血圧は気づかずに放置していると動脈硬化につながりやすく、後にそれが原因となって脳卒中や心筋梗塞を発症することもあるため、早めに発見して改善のための対策を取るのがおすすめです。

 

50代近くになった女性は、日頃から家庭でも血圧測定器を使って値を調べ、自分の健康状態に気を配っておくのが良いでしょう。